横浜から室蘭へ 小冒険 ヨットの旅

8月8日から、今後10年後のことを考えて購入した中古ヨットを横浜から、室蘭は運ぶために海の小さな冒険をしてきました。多分そんなことがない限りヨットでそんな長い間旅行をするなんて考えられなかったことだと思う。

 

まず 僕は船酔します! そんな人間がヨットの旅? 無理! と思っていたのですが、去年「エトモ」(同じマリーナにある35フィートのヨット)で船内2泊のクルージングに誘われたのがきっかけ

 

今回は何回か見たことあって、船を決めるのに一回とまっている船を見るために乗っただけの船の回航! 朝5時おきで千歳空港へ 羽田について京急で横浜へ・・・あれ?急に横浜近くで話が盛り上がって話し込み・・・乗り過ごし

 

横浜に戻ってJR根岸線で磯子へそこでオカザキヨットの方が車で迎えに来てくれてコンビニでビールなどを買い込んで横浜市民マリーナへ 

今回の船乗り?3人おじさん
今回の船乗り?3人おじさん

船はもうポンツーに横付けされていて 水と燃料は満タンにしておいてもらっている。中の説明を受けて「実はGPSの地図データー仙台以北ないんです」ギョエ~ GPSあるって安心していたのに・・・・「実は仕事が入っていてお見送りができないんです・・・・」

 

ま そんなことはいいけれど・・・もうちょっと色々と聞きたかったと思いつつ 次を目指す旅なのでそんな事思っていられない。前もって送っておいた荷物を片付けて エンジンかけてまずは出港

 

初めての船で初めてのラット(車のハンドルと同じ)の船に戸惑いながら「風 吹いてるぞ!」

「東京湾は 混んで大変だって聞くぞ」の声に「大丈夫だって!」と言いながら本航路に出てみると来るは来るは!あっちから貨物船が2隻こっちから3隻後ろから・・・

 

戸惑いながら心の動揺を抑えて、操船が未熟な船長はオロオロ おろおろ 喉は乾くし、航路はわからないし、「あっ あれ南極観測船じゃないのか!」「そんな余裕ないって(心のなかで叫んで」そういう船も見られるんだねー・・・(汗)

10メーターくらい吹いている風の中、エンジン快調でセイルをあげずに約3時間半 保田漁港に到着。 千葉の山並みを見て、観音様を見て(あれが噂の)最後は定置網を左に見て港に入ると港湾案内に書いてあったので 港近くまで行ってまた反転 

 

あとから他の貨物船などを見るとそっちでも良かったのですが、わからない港で事故は禁物、ヨットは安全第一なので30分多く走って入港 最初の着岸(船は出港と着岸の時が一番緊張する)

なんとか広く開いてるバースがあって、そこに着岸成功 ふぅ~

 

ともかく一日でこの船がとってもしっかりしていて、波に強くて、風につよく、機走(エンジンで走る能力)が長けていることがわかった。たぶん前の船だったらもっと揺られて船のなかはぐちゃあグチャ、波しぶきかかってベチャベチャ、めっちゃ疲れてたと思う あ〜いい船に出会えて幸せ

今回の目的の一つに「美味しい物を食べて 温泉に入る」を思っていたののスタート! 港の漁協経営の「ばんや」で夕食を食べる。まずはビール そしてビール 真アジのさし身 それにイカのかき揚げにご飯 う~満腹 ここの港は係留に2000円取られる(船の桟橋などを整備してくれている)そこで申し込むと500円の食事券をくれる 楽しい港!

 

その後に そこに併設されているお風呂(ばんやの湯)に入ってちょっと飲んで話して早い 爆睡に入った。

 

小冒険一日目は、まだまだ始まったばかり このあと計画通りに行くか? でも一日目は思ったとおりのまったり計画そのもので いい時間を過ごせた 

 

船の前のオーナーに感謝 オカザキヨットさんへ感謝 一緒に行ってくれた二人に感謝 海に感謝 すべてのものに感謝したい気持ち!

ばんやのメニュー表 海水浴の帰りでお客さんいっぱい
ばんやのメニュー表 海水浴の帰りでお客さんいっぱい