野心のすすめ 2

野心をいだく 当社はもう32期が終わって33期に入っている。 考えれば、22歳の時からこの会社をやっている。


本当に22歳からやってるの?と思うでしょうが、「やっています」


実は当社は、室蘭市内の2店舗あった新刊本屋さんの支店だったのです。それを会長の引退を機にその支店を買い取らないかという話でスタート。


父は会社のお金をまわすのが初めてで、けっこう問屋さんに言われて動かされてしまって借金が結構な額になってしまった。


そんな時、会計事務所の方が「お兄さんがやらなくちゃダメでしょ」の一言で会計、総務、仕入れ、販売・・・・なんでもやらなくちゃいけない社長業がスタート。


毎日が綱渡りだった。その時に思ったことが「お金がほしい」「モテたい」「家がほしい」「いい生活がしたい」だった気がする。


まだその時は時間を削って飲みに行ったり、サーフィンにも行ったりしていた。 


それでも仕事を人の3倍して(そうなると仕事漬けになるよね)、毎年売上は125%で伸ばしていった。 とってもいじめられた。が、「絶対こいつらに負けない、こいつらを将来見返してやる」と歯を食いしばって仕事した思いがある。


悔しくて悔しくてしょうがなかった。 でもなにも言えない自分も悔しかった。


「みんなが遊んでいる時に沢山仕事すればきっと差がつく」と思いながら仕事してた。

「明日まで◯◯百万円必要」ということが結構あった。そんな時に必ずと言っていいほど、どこからかの入金や、大きなものが売れた。 


今考えれば、「ついてた!」と思います。「あれがなかったらきっと潰れてた」と思うことが何度もあります。


そんあとき、運は味方してくれるんですね。そして「ここだ」っていう頑張りどきがあって、そこをしっかり乗り越えるとおなじ問題は起こらなくなる。


そこに、野心とお金を稼ぐことと、もうひとつ大切な考え方があると思うのです。自分だけがいいと思うのでなくて、相手のことも考える思いがもっとあればあんなに苦労はしなかった・・・と思います。


オレは違う オレは普通の人と違う オレは オレは が強すぎてとっても軋轢を生んで苦労してきた。 だから利他という考え方も、自分にしっかりいれて野心を抱いて欲しい。


いい生活をしたい お金持ちになりたい いい車に乗りたい モテたい もっともっと思って下さい。