僕に商売とワインを教えてくれた大先輩

先日、僕がまだ新刊本屋をやっている時に「商売の仕方」を教えてくれて、「ワイン」を教えていただいた大恩人が室蘭に20年ぶりにいらっしゃった。

 

ワイン会の仲間はみんなお世話になっていて、大恩人ご夫婦に「息子」と呼ばれている方もいる。

 

中島の「ムートン」でオードブルを出していただいて、みんなで得意のブラインド(ワインを探る)大会になった。

 

うーん「ピノだな」「いやいやカベルネ」「サンジュリアン・・・」なんて言葉が行き交うとってもレベルが高い。

 

そしてみんな気合が入っているから良いワインを持ってくる。ぼくは1993年「グリオラローズ」とっても熟成してそして飲み頃で美味しかった。買った時は7000円位 きっと20年は僕の家で寝ている。

 

そしてその大恩人が持ってきたワインがすごかった! 

オーパスワン 1992年

普通のオーパスワンだけならそれでも美味しいけれど、このワインにはストーリーがある。

 

室蘭ワイン会のM先生が、もう10年以上前に大恩人の家に遊びに行った時におみやげで持って行ったワインがこのオーパスワン92!

 

それを20年ぶりに室蘭に来るときに持ってくるなんて、すばらしい気の使い方「よろこんでもらいたい」という考えが素晴らしい。

 

とっても幸せになって「やっぱ凄い」と思いました。

 

ワインだけじゃなくて、生き方もまた教わった瞬間でした。

 

他のワインもみんな気合が入っていて、1989年のクリュック などなど すべてが美味しかった。そして、素晴らしかった。

 

ワインをやっててよかったしこの話ができるのが、とても幸せでした。